りんごのあるところ

2017年に淡路島に移住して暮らすアップル信者でガジェット好きの雑記ブログです。

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大量廃棄と販売ノルマが続くなら恵方巻きは「悪習」でしかない

みなさん昨日は節分でしたが、恵方巻きは食べましたでしょうか?
今年の恵方は東北東でしたが、どうやって調べていますか?
私も毎年食べているのですが、やはりiPhoneを使っているので、純正のコンパスアプリを使って調べました。
毎年、盛り上がりを見せているこの恵方巻きですが、やはり気になるのが、大量廃棄問題と、販売ノルマに関することです。
そこで、この2つの問題について、個人的に思うところを書いてみました。

毎年問題になる大量廃棄とアルバイトへのノルマ


今年もニュースやSNSなどで話題になっているのが、恵方巻きの大量廃棄とアルバイトに対するノルマです。
先日から、セブンイレブンでアルバイトとして働く高校生のTwitterが話題になっていました。

また、経済効果に詳しい大学名誉教授が、節分を過ぎて廃棄される恵方巻きの金額が全国で10億2800万円に上ると試算したと紹介していた。

大量廃棄はメーカーや経営者、現場責任者の怠慢によるもの?


大量廃棄については、私も業種は違えど、飲食店や小売店で働いた経験があります。売り上げなどもそうですが、食材や商品の在庫管理なんかはかなりうるさく言われていました。
毎年、毎月、毎日の売り上げや売れたものの動きを分析して商品を発注し、毎月、棚卸を行い適正な在庫を保つようにしていました。もちろん想定以上に売れてしまうことや、逆に売れ残ってしまうこともありますが、その誤差をいかに少なくするかが、経営者や現場責任者、担当者の仕事でもあります。
こうした話題を目にするたびに思うのは、この大量に廃棄される恵方巻きを発注担当者は、前年どれだけ売れているのか?どれだけ売りたいのか?などの分析やデータを見ていないのだろうか?データを見た上で発注しているのであれば、そんなに大量に廃棄されることはないと思うのです。もし、経営者が大量に廃棄してもいいから、とにかく大量に発注しろと指示しているのであれば、いかに無駄なことをしているのかを実感していただき、考えを改めて頂きたいと思います。


そんな中、悪い話題ばかりではなく、昨年の記事ですが、こんな話題もありました。

この記事の中で、担当者の方がおっしゃっている、「潜在的に追ういう声があったのだと痛感しました」とあります。
やはり、この廃棄問題について問題視している経営者が少ないことが問題なのではないでしょうか。
是非ともこの「ヤマダスーパー」のような取り組みを広めていって欲しいと思います。

アルバイトに対するノルマについて


個人的にはあまりこういった内容をSNSを使って拡散することはあまり良くないことだと思います。
度々SNS上で話題になり炎上することがありますが、それを目にした人は、その内容を真実かどうかの判断をするのが難しいと思うのです。
今回は、高校生のアルバイトの方が少しでも多くの方の目に触れることで、社会的に問題視されればと思って社名も明かしてツイートされていますが、これがもし、何らかの悪意を持った方の虚構の内容や、炎上を意図して行うためだったとしたら、非常に怖いと思います。
先日、高校生が教師から体罰を受けたとして、その現場の動画をSNS上にアップして話題になっていましたが、撮影してアップした人間は意図的に炎上させようとしていたという話もあります。
もし、本当に自分自身がおかしいことだと思ったのであれば、Twitterなどではなく、自分の働く店の店長なり本部なり、または親や周りの大人へ相談して対応することもできたのではないかなと思います。高校生のアルバイトなので、正直店長に直接言ったりするのは難しかったのだと思いますが、やはり正しいやり方だとは個人的には思えませんでした。
そもそも、個人への販売ノルマなどは誰も幸せにはならないと思うので、やめるべきだと思う。
もちろん、お店を維持していくためには販売目標は必要だと思う。だけど、その目標を達成するためにはどうすればいいかを考えるのも経営者や現場責任者の仕事であり、こうしたノルマを与えることが1番簡単なのだろうけど、それは怠慢だと思う。

まとめ


一般的な意見としては、「こんなに大量に作らなければいいのに」というのが多いかと思います。しかし、現実はそんな簡単な話ではないようです。小売業者とメーカー側とがこの現実を受け止め、なんとか大量廃棄をしないような生産体制を構築していって欲しいと思います。
今回書いている内容については、あくまで個人的な見解のため、間違っていると思われる方もたくさんいると思いますが、いろんな意見も聞いてみたいと思います。