りんごのあるところ

2017年に淡路島に移住して暮らすアップル信者でガジェット好きの雑記ブログです。

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次期iPhoneはUSB-Cにはならない?AnkerからLightning端子のType-Cケーブルが3月上旬発売

早くも今秋発売されるであろうiPhoneの噂が飛び交っていますね。楽しみな反面、あまり事前情報を見すぎると当日の楽しみが減ってしまうような気がして複雑な心境なかみやん(@Bambino51)です。
その噂の中で1番気になるものとして、最近のMacBookシリーズやiPad ProなどもType-Cの採用が進む中、次期iPhoneもLightningからType-Cに変わるのではないか?という噂があります。
しかし、個人的にはその可能性は低いのではないかと思っています。その根拠をまとめたいと思います。

続々と発売が予定されるサードパーティー製Type-C to Lightningケーブル(MFI認証)

昨年までは、Type-C to Lightningケーブルはアップル純正のものしか販売されていませんでした。正確にいうと、現在販売されているものはMFI認証を取得していない製品になります。
アップルは2018年9月にアクセサリーメーカー各社に対し、12月初めにUSB-C to LightningケーブルへのMFi認証付与を正式発表、年末には対応Lightningコネクタの画像が流出し、サードパーティ製ケーブルの発売に期待が高まっていました。 そんな中、今年に入りMFI認証取得のサードパーティー製Type-C to Lightningケーブルの発売が続々と発表されています。

MFI認証とは

「MFi」とは、「Made For iPhone/iPad/iPod」のことで、「iPhoneiPadiPodといった機器向けに作られた製品」という意味で、Apple が定める性能基準を満たしているということで「Apple公式認定品」であることを示します。

耐久性の高い素材を使ったBelkin

アップルストアでもおなじみのメーカーですが、今年1月に行われたCES2019でType-C to Lightningケーブルを出展し話題となりました。DuraTek素材を使用した高い耐久性を誇るケーブルが特徴です。価格は25〜29ドル(約3,000円〜3,500円)で、今春発売予定とのことです。ただし日本発売は未定とのことです。

Griffinはプレミアムモデルとスタンダードモデルを発表

Griffinも、2タイプのUSB-C to Lightningケーブルを発表しています。
耐久性の高い素材でケーブルを覆ったプレミアムモデル(1.5m)が35ドル(約3,800円)とスタンダードモデル(1.2m)が20ドル〜30ドル(約2,200円から約3,300円)の2種類を発表しています。

価格が魅力のAnker

コスパに優れたモバイルバッテリーなどで有名なAnkerも、2019年3月上旬よりAnker公式オンラインストアAmazonおよび一部家電量販店等にて順次販売開始するとのことです。
魅力は何と言ってもその価格です。「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル(0.9m)1,599円(税込)と非常に手の届きやすい価格にて販売開始するとのことです。ちなみにアップル純正のUSB-C to Lightningケーブルは1mが1,944円(税込)、2mが4,104円(税込)です。

選択肢が豊富なエレコム

エレコムが発表した「MPA-CLシリーズ」は、カラバリが3色(ブラック、ピンク、ホワイト)で、5種類の長さが用意されているとのことで、価格は以下の通りです(全て税込)

  • 0.1m:2,052円

  • 0.5m:2,192円

  • 1m:2,333円

  • 1.5m:2,473円

  • 2m:2,614円

まとめ

iPad Proにも採用されたUSB-Cですが、現時点でこれだけのサードパーティー製の発売が予定されています。おそらく今後も増えていくのだと思われます。そんな状況の中、一番の目玉であるiPhoneがType-Cに変わってしまうと、これらのメーカーは相当な大打撃を受けることになります。当然アップルも影響は受けます。iPhoneが売れなくなってきている状況で、アップル独自規格であるLightningを事実上廃止するのは、この状況を見るに今年ではないと思います。
ただ、昨年iPad ProにUSB-Cを採用したことを考えると、iPhoneも近い将来Type-Cへの変更はされるのではないかと思います。